小牧山〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2017年05月09日

小牧山
日曜日の昼、何気なくテレビを見ていたら小牧山城で歴史的発見が出てきたというようなタイトルで小牧山城が取り上げられていました。
小牧山城は織田信長が岐阜を攻めるために築かれたが数年後には岐阜城に居を移したため廃城になり、その後小牧・長久手の戦いのとき家康が陣を構えたが戦いのあとはその後ずっと廃城となっていたため、正直あそこで何か発見があるとも思えず何の発見なのか逆に興味がわいてきました。
我々がお城と言えば普通に石垣があって塀があり天守閣があると思っているお城の始まりが信長が築いた安土城とされていたそうで、それまでは土で固められた土塁の上に塀等が造られていたというのが定説であったのが小牧山城で石垣のあとが発見されその定説
がぬり替えられたと言うことだそうです。
少し前に仕事で小牧市役所に行くことがあり道を挟んで反対側に小牧山城があるのですが、前からあそこに天守閣は無いのに山頂にそれらしき建物が建っているのでなんだろうとずっと思っていたものですから、近いけど意外と来る機会もないだろうと思い少し
気合いを入れ登って見てきたらその建物は小牧市の歴史館でした。
そして、その道中に石垣や裏込め石等の立て看板が目を引くように立てられていたので何気なく見てきたばかりでした。・・・
「そうなんや…」(ひとりごと)テレビで一通り解説を見てからだと理解しやすく、もう少し味わい深く見れたものをと残念な気持ちです。
でも一つ賢くもなりました。
いかがでしたか?
本日は一級建築士 鈴木のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週火曜日は一級建築士 鈴木のコーナーです。
明日は棟梁 西川のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆