美濃竹鼻まつり〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2017年03月30日

一級建築士の田中です。
先回は愛知県半田市の「亀崎 潮干祭」をご紹介しましたが、今回は地元岐阜県羽島市の山車まつり「美濃 竹鼻まつり」をご紹介いたします。
竹鼻まつりは竹鼻の氏神 八劔神社の祭礼で5月3日に開催されます。祭神は日本武尊で、まつりを飾る山車は13輌。今年は6輌が曳行し、残りの7輌は市内各所に展示されます。
山車の約半数が濃尾大震災で焼失してしいましたが、免れた残りの山車は宝暦から天保年間制作のものとされています。繊維どころであった故に大垂れ幕類は鮮明な織りで、5輌のからくり人形も精巧を極めています。
ユネスコの無形文化遺産に登録された国内の「山・鉾・屋台行事」には残念ながら含まれてはおりませんが、曳き揃えられて奉芸される様はまさに豪華絢爛です。
そして、そんな八劔神社の祭礼である本来の見どころや繊維どころであった記憶をみなさまにお伝えしたいとの思いから、昨年より「着物で山車めぐり」を開催しております。
この祭りの一番の見どころは、朝一で今年曳行される山車が氏神である八劔神社で順次奉芸を行う様子です。
そして、奉迎を終えた山車がまちなかの各会所を巡りながら曳き揃え場所まで集結する間に必ず通りかかる場所が本覚寺。
今年は本覚寺前でお着物限定茶席を設けます!
お抹茶とオリジナル和菓子をいただきながら山車観芸しませんか。
限定30服ですので、午前中のお楽しみにぜひいらしてくださいね。
いかがでしたか?
本日は一級建築士 田中のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週木曜日は一級建築士 田中のコーナーです。
明日は一級建築士 安田のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆