白鷺城(姫路)〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2017年03月21日

小学校5,6年頃、その当時お城ブームがあったらしいのですが、そのブームのせいか
わかりませんが当時、私のクラスでもお城ファンが小生入れて6・7人はいたでしょうか
?
じっさいのきっかけはなんだったのか思い出すことが出来ませんが、それから今でも彼
らとは交友関係は続き話題のなかに城郭が今でもたまに出てきます。
そのなかに今も東海古城研究会に参加している友人がいます、その彼に別名白鷺城と言
われるほどの城ですので改修後の漆喰が白いうちに一度見にいこうと誘われ、見に行く
事になりました。
天守閣の型式は小天守を3つ持つ連立式天守閣というもので今回、改修工事を行われた
のは大天守で瓦屋根の葺き替え工事が行われ瓦のつなぎに漆喰がなまこ壁のように塗られています。
屋根の白漆喰が建物の白さをより映え美しさを放ちます。
当然ながら城ですから戦略的に敵からの防御を最優先に考えられたものです。今回でこ
こに来たのは4回目ですが、最近来ると思います。どこまで建築美を意識して造られた
のだろうかと、
当然ながら権力を表すことも考えられているとは思いますが、防御を考えて考えつくし
た結果に出来上がった上に偶然生まれた石垣と建物による建築美なのでしょうか。
そんな事を考えているとますます興味がわいてきます。天守・御殿があった本丸から下
へ降りてきたら櫓門でも改修工事が行われていました。
工事中で近くから見ることが出来ますので改修前後の屋根の違いがよくわかります、写
真を撮ってみましたので見てください。
いかがでしたか?
本日は一級建築士 鈴木のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週火曜日は一級建築士 鈴木のコーナーです。
明日は棟梁 西川のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆