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長浜町屋 古民家四居家〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2017年03月07日

長浜の街を歩きながら駐車場へ向かっていくと、立派な赤松が植わった中庭が目にはいってきました。

近づいてみるとどうも古い町屋の中庭のようで、かなりの年月が経った松が大事に保存されているようです。
人の手がかなり入った赤松は見ごたえがあり、また何か懐かしい思いが込み上げくるものがありました。
町屋が建ち並んでいた街並みを再開発か何かで建物の南側を解体平地にしたようで、そのことによって町屋の中庭を横からのぞくことが出来るようになっています。
こんな中庭のある建物はなにかと逆に興味が湧きあがってきて急にたち寄ってみることにしました。

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通りだけ歩いていたら思わず通り過ぎてしまいそうな正面外観です、板戸を開けてくぐるようにして中に入ってみると予想外の手直しをされたしっかりとした構造の古民家町屋の展示館に
なっていました、ちょっとした驚きです。
ところでこの四居家は、江戸期に油問屋で300年経つ現存する長浜の町屋で一番古いものだそうです。
そして江戸時代からほとんど改造されずに今に至っているそうです。両側の妻壁には防火のため卯建(うだつ)が建っています、また長浜の町屋は他の町屋より屋根の勾配が緩いことが特徴だそうです。

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いかがでしたか?
本日は一級建築士 鈴木のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週火曜日は一級建築士 鈴木のコーナーです。
明日は棟梁 西川のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

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