押し壁工法〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2017年01月18日

棟梁の西川です。
押し壁工法は間口が狭い所で行う事が多いのですが、押し壁工法自体あまりやる工事ではありませんが今回久しぶりに施工する事になりました。
隣との境いっぱいに建てる為土台伏せをしてから境界から70cmの所に壁を建てます。
70cm逃がして足場を組んで柱を立てたり梁を組んでいき、外壁を貼れるようにします。
外壁を貼ったら足場を外します。
足場が無くなってからレッカーで壁を支えながら敷地いっぱいの所まで壁を押していき収めます。
この建物は奥行き16m以上あり、16m以上の壁を吊り上げるにはかなり大きなレッカーを使うのですが、敷地が狭い為なんとか入るレッカーで支えるだけで行います。
また工事が進んでから紹介します。
いかがでしたか?
本日は棟梁西川のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週水曜日は棟梁西川のコーナーです。
明日は女性の視点を設計に取り込む、女性設計士田中のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆