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柏原宿〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2017年01月10日

ちょっとした所用で柏原宿を車で走っていると、これはいい古民家だなと感じたので車を止めてスマホで写真を撮ることにしました。

路端に車を止めて急いで写真を撮り、どんな建物かと近づいてみると造り酒屋の木製看板がありました。

もう少し周りを見渡してみると土間に御影の石碑がありました。

石碑をよく見ると「景観形成建物指定標識 米原市指定第1号 この建造物は、米原市景観条例により指定された景観形成建造物です。

平成27年4月1日指定 米原市」と書かれています。

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柏原宿の案内板にも書かれていますが、ここの宿は規模が大きくて戸数人口もこの界隈では東の加納(岐阜市)、西の高宮(彦根市)に次ぐ宿場町だそうです。昔から時たまここを通るとき昔ながらの古民家の街並みが残されていて、ここの街並みはこの近辺でこれだけ昔の面影が残された街並みは無いなと思いながら車をゆっくりと走らせていました。

そんな街並みの景観保存に行政が動かれることは街の形成保存にも街のアイデンティティを高めるにもとっても良いことだと思います。

しかし、たまたま見かけた建物が米原市の景観形成建造物の指定第1号で、その建造物が指定されてまだ2年も経っていないのにも、少しの驚きと個人的にはある意味で考えさせられるものでした。

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本日は一級建築士 鈴木のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週火曜日は一級建築士 鈴木のコーナーです。
明日は棟梁 西川のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

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