露地の腰掛待合について 〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2016年12月30日

一級建築士の安田です。
露地の腰掛待合について
露地(ろじ)とは茶庭ともいい、茶室に付随する庭園の通称である。
腰掛待合(こしかけまちあい)とは、露地に設けられた休息所のこと。
今回、由緒あるお寺様の茶室に付随する腰掛待合を紹介いたします。
茶事のときに、客が亭主の迎付や、中立のとき再び席入の合図を待つための場所で、 腰掛は、柿葺や杉皮葺の片流れの屋根で、三方に壁を建てて内部に腰掛縁を設け、 その前に客が足をのせる踏石が据えてあります。
踏石がこった配列になっています。
いかがでしたか?
本日は一級建築士 安田のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週金曜日は一級建築士 安田のコーナーです。
明日は防除衛生管理業 永嶺のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆