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古民家・旧家リフォームの古みんか倶楽部 岐阜

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八百津の地酒屋さん〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2016年11月29日

過去の写真を見ていたら、古民家で1階部分が事務所と店舗になっておりその店舗部分を改装させて頂いた写真がありました。

かれこれもう10年以上前に仕事をさせて頂いた店舗です。ここは当初居住部分の改装のお話をいただき(残念ですがこの頃私の持っていたカメラは感度も良くなく技術もないので、住宅部分
の方の写真はほとんどボケていて残っていません)お仕事をさせて頂くことになりました。

居住部分が終わった後、しばらくしてからお店の方も(こちらの方は何とか写真が残っていましたが広角で撮った写真は歪みの大きなものです、なにせ素人写真ですから)改装させて頂くことになりました。

そこは八百津の「蔵元やまだ」という地酒屋さんで、玉柏の銘柄でお酒の品評会で毎年受賞されているところです。

打合せに初めて訪れ役場の西隣りにある蔵の南側外観を見たとき、漆喰と黒い板壁のその外観は是非ここの仕事をしてみたいと思ったほどインパクトがありました。

当主のご主人さんも感性豊かな方で私どもの案にも丁寧に耳を傾けて頂き、そして仕事をさせて頂いたことに大変感謝しています。

その仕事は蔵元の外観のイメージを損なわず、ご主人の新進気鋭な感じを出し、商品の品位を保ち商品アピールするにはどう表現したら良いかと苦心したことを思い出します。

その時考えたことは、この店は街道に向かってお酒をディスプレイするというコンセプトを決めて窓のくり抜きからデザインを始めました。

・・・それからこのお店はお酒を買う前に試飲もできます、八百津の方へ行かれたら一度ぜひ寄ってみてください。

美味しいお酒に出会えますよ。

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いかがでしたか?
本日は一級建築士 鈴木のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週火曜日は一級建築士 鈴木のコーナーです。
明日は棟梁 西川のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

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