珍しい瓦〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2016年11月09日

棟梁の西川です。
赤坂宿に行って来ました。
行って来た日がたまたまお祭りでした。
少し見学しながら赤坂宿の事をボランティアの方に説明を聞きながらまわって来ました。
そこで少し印象に残った建物がありました。
この建物です。
何か屋根に違和感がありました。
説明を聞いて、「あ〜」と思わず声が出ました。
よく見るとこんな感じです。
瓦の被せが普通の瓦と逆になっています。
なぜかと言うと写真左手が伊吹山の方向です。
この辺りは冬に伊吹降ろしが吹くので極力雨風が建物に入らない様に工夫してあり、こういった重ねになっている様です。
この様な瓦は初めて見ました。
特に印象に残った建物でした。
いかがでしたか?
本日は棟梁西川のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週水曜日は棟梁西川のコーナーです。
明日は女性の視点を設計に取り込む、女性設計士田中のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆