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羽島市 我が家の終活セミナー その3〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2016年10月27日

一級建築士の田中です。
今回は、「相続」と「終活」について。
古民家や空き家について回るキーワード「相続」。
「うちは相続するほどの財産はないからね・・・」
って思っていらっしゃる方、多いかもしれません。
ところが、遺産相続などで揉めるケースが多いのは財産が多い方よりも少ない方の方なんだそうですよ。

遺産が多い方はあらかじめ遺言書などで準備をされるケースが多いというのも挙げられますね。
しかし、残すものがないからといって全く準備をしないのも・・・いかがでしょうか。
残された家族が困ってしまったり、争うことを望んでいる方はいませんよね。
でも、デリケートな問題なので本人が切り出さない限りは生前から準備をすることについて周りの家族が催促するのも難しいんですよね。

例えば私の場合、実の母親には話題にすることができ、本人の思いも前もって聞いてあげることができます。
しかし、嫁ぎ先ではというと・・・
いや、さすがになかなかできませんよ〜
日々の生活の中で、親たちの思いを聞いてあげられたり、語り合えることができるような間柄であれば問題はないんですが、そうでない場合は非常に難易度の高い問題ですな。
幸い、年を重ねるにつれ日々図太くなってきている私は結構言いたいことが言えるようにはなってきたんですけどね。

そんな時のお役立ちグッズが「エンディングノート」です。
H27年1月1日から相続税が改定されたことも影響しているのか、「終活」という言葉をよく耳にするようになりました。
自分らしい人生の終わり方、というよりも自分の人生ってこんなでした!みたいな日記の一種と捉えると気が楽かもしれません。
最近では、インターネットなどで無料でダウンロードすることができるものも多く、身近なものとなってきています。
遺言書のように法的な効力はありませんが、本人の思いが綴られているノートは残された方々に多くを導いてくれることでしょう。
一番は、日頃から語り合うことなんですよ。コミュニケーションが大事です!
子供の立場から、日々の会話の中で親の人となりや交友関係などを知っていき、エンディングノートを記入してあげられるような家族関係を作る、なんてのもいかがでしょうか。
あ、まず私から実践ですね。

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いかがでしたか?
本日は一級建築士 田中のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週木曜日は一級建築士 田中のコーナーです。
明日は一級建築士 安田のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

 

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