鵜沼宿にある大垣城鉄門〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2016年10月21日

安積門(旧大垣城鉄門)
「鵜沼宿にある大垣城鉄門・・・・」
各務原市の鵜沼宿になぜ大垣城の鉄門(くろがねもん)が移築されたか?
当門は、大垣城本丸の表口に建てられていた鉄門で、 明治九年に払下げられた後、安積家(あづみけ)、各務原市蘇原野口町の自邸の門なりました。
「安積門」と呼ばれ、各務原市へ寄付され、平成二十一年に当地に移築されました。
高麗門と呼ばれる型式の門で、正面には短冊状の筋鉄(すじがね)が張られています。
このような種類の門を鉄門と呼びます。幅約5.6メートル、高さ約3.6メートルの大きさです。
移築に伴う解体調査の結果、土台に墨書が発見され大垣城本丸の門であったことが分かりました。
昔は、建物の価値ある部分を切り売りしています。古民家の古材も価値あるものは、 再利用が可能です。
中山道鵜沼宿町屋館(資料館 入館料:無料)
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本日は一級建築士 安田のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週金曜日は一級建築士 安田のコーナーです。
明日は防除衛生管理業 永嶺のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆