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古民家・旧家リフォームの古みんか倶楽部 岐阜

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伝統構法の新築住宅〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜

2016年10月06日

皆さんは「伝統構法」というのをご存知でしょうか。
この倶楽部のブログにもよく登場する言葉ですね。

日本の木造建物(主に住宅)は現在主に「在来軸組工法」という建て方で建てられています。
他にも「ツーバイフォー工法」だとか「SE工法」など、いろいろな工法はありますが、新築木造住宅のほとんどが「在来軸組工法」と言っていいでしょう。
「伝統構法」のざっくりとした説明は、以前まとめたものがあるので参考までに。⤵︎こちら

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「古民家」と皆さんが認識されているような古〜いお家が伝統構法だと思っていただければいいでしょう。

こんな建て方今はしないでしょ!って思われるかもしれませんが、今じわじわと見直されつつあるんですよ。
実際、伝統構法で新築住宅も建てられます。

以下は私の知り合いの方が建てられた新築住宅です。
その方は奥様が一級建築士、旦那様が大工棟梁ということもあり、ご自分のお宅を伝統構法で新築されたのです。

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小屋組も立派!!
金具が使われていないのが込栓の存在でよくわかりますね。
現場が岐阜の郡上八幡で、地域ならではの屋根の置き方も特色として出ているようです。

もっぱら、伝統構法に関わるのはリフォームなどの改修が多くなりがちですが、こんな新築物件も倶楽部で手掛けてみたいものです。
興味のある方はご一報ください!!

 

いかがでしたか?
本日は一級建築士 田中のお話をご紹介させて頂きました。

現代の建築風景はどこを見ても同じに見えます。

むかしもそうだったのかもしれませんが…

伝統的な技を駆使して新築を建てる方は中々いません。

古民家は地域によってちょこちょこ違いがあります。

積雪の多い地域では柱が太かったりと様々です。

古みんか倶楽部岐阜では古民家のような新築を建てたい、あるいは今の現状を残しつつ立て替えて行きたい方のご相談を随時募集しております。

お気軽にご相談くださいませ。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週木曜日は一級建築士 田中のコーナーです。
明日は一級建築士 安田のお話をご紹介させて頂きます。

☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆

 

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