木造の建物の解体途中〜一般社団法人 古みんか倶楽部岐阜〜
2016年09月11日
古材にならない柱材などの直径10cm長さ2m以上の木質廃材はチップにして紙や建材の原料になります。
木質以外の不純物があると原料にならないため現場内で手で取り除きます。
柱材以外の解体木質廃材は破砕されボイラーなどの燃料になります。
木質廃材の荷台での並べ方でその業者や並べた人の性格が分かってくる部分もあります。
1日掛けて並べて降ろす時はほんの数分なのでたまに虚しさを感じることがあります。

荷台から降ろし忘れたバールが出てきた時はつい「おーラッキーラッキー」と思います。
木質廃材を並べる時は皮手がお勧めです 釘や尖った廃材が軍手より刺さりにくいです。
守備力も軍手より2倍上 がる気がします。靴は勿論安全靴。
はるか昔の話ですがツッカケで並べる豪の者なおじいさんがいました。
彼の息子さんもツッカケで並べてたのを見た時「なにこれ、おじいさん家の伝統なのか」と戦慄覚えました。
そんなこんなで次回廃材リサイクルそれって何になるの?
シリーズ第2回「ガラス」よろしく。
いかがでしたか?
本日は解体業 榊原のお話をご紹介させて頂きました。
古みんか倶楽部岐阜では日替わりで古民家について専門家のお話を掲載致します。
毎週日曜日は解体 榊原のコーナーです。
明日は理事長 梅村のお話をご紹介させて頂きます。
☆古みんかライター 事務局長 永嶺☆
